16分の1のメモ16分の1のメモ
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■雑記(というか生存報告)
お久しぶりです、こんばんは。
入社した会社が某巨大掲示板でコテンパンにされていたと知った五月下旬、管理人です(涙目)
…だ、大丈夫。住めば都というじゃないか(違)
いやまあ、とにかくそんなのは些細なことです。
ギアス見ようぜ!
と、日記でギアスを見なくなったと公言しよったオフ友に直接言いたい今日この頃(待て)
いやでもホント、ギアスは近々再放送してくれそうだし(管理人の住む地域では)、視聴を続けてみてはどうかと思うよ。(そして私と語り合ってくれ)(こっちが本音か!)
あと、拍手・メール共々、お返事が遅れております。
大変申し訳ございません…!(土下座)
お返事はもう少々…!もう少々お待ちくださいませ!!
Read moreでハルヒ男体化SS(途中まで)
「あんたたち何こそこそと話してんのよ。」
「何でもねーよ!男同士の話ってやつだ!」
「・・・あっそう。」
ハルヒと、俺・国木田・谷口。
昼休憩終了間際の、あいつが教室に帰ってきた時に谷口と交した何てことない会話。
思えば、たぶんこれがキッカケってやつだったんだろう。
* * *
朝。学校に来ると、
「よっ!キョン!」
ハルヒが男になっていた。
「・・・・・・おう。」
古泉とはまた違った美形だ。ややワイルド系というのかもしれん。
まあハルヒだしな。鳩の色を変えたり絶滅種を甦らせたり、朝比奈さんの目を「そうだったらいいのにな」ってな理由だけでビーム砲やレーザー発生装置に変えちまうんだ。男になっちまうことも、元々美少女なだけに男バージョンが美男子だってことも有り得るだろう。驚いたが、そのあとすぐに呆れが来る。
しかし何だこれは。納得いかん。ハルヒのやつ、
「俺より背が高ェじゃねーか。」
「んなことはもとからだろ。今さら何言ってんだよ。」
古泉とはまた違った美形ボイスが流れ出る。無駄にいい声だなハルヒよ。
同性になったおかげだろうか、何やら無性に男として色々なものが傷ついているような気がするぞ。古泉がいる時点で世界の不公平さを理解したと思っていた俺だが、他称『神』の場合はなんと言うか、ああもう。
「何ぶつぶつ言ってんだ?つーかさ、だいたいお前は、」
そこでハルヒの説教(予定)は途切れた。
なに、どうってことはない。単にチャイムが鳴って岡部教諭が教室に入って来ただけさ。
ハルヒの「言い足りない!」という視線を受けながら、俺は担任の話に耳を傾ける優良生徒の如く彼女―――否、彼に背中を向けた。
じりじりと焼けるような視線を浴び続けて午前の授業を終えた俺はすぐさま弁当を持って文芸部室へと向かった。もちろん万能宇宙人長門有希に事情を聞くためだ。ハルヒが男になったのはその力ゆえ、という回答が返って来るのは当然のこととして、いつぐらいまでこの状況が続くのか知っているなら教えて欲しいというのである。そしてもし何もしないままでいるとハルヒが元に戻らない、なんて答えだったなら俺達残りのSOS団が全力で何とかせにゃならんってわけだ。
と、まぁ色々考えながら長門を訪ねたんだが、回答は至ってシンプル。長く見てもこの状況は一週間と保たないそうだ。俺と同じく異変を察知していた古泉もその場に居合わせたのだが、あいつの方もそれならこの状況を傍観しようということになった。また何か問題が発生すれば対策を講じねばならんのだが、こちらが少し戸惑うだけで日常が送れるのならば下手に刺激しない方が良いだろうということだ。
長門に話を聞いた後、俺は部室で昼食を取り、教室に帰って来た。昼休みが終わるまでもうしばらく時間がある。でも教室に入った俺は自分の後ろの席に座っている奴を見てちょっとばかり自分の目を疑った。いつもギリギリまでどこかに出かけているはずの涼宮ハルヒがぶすっとした顔で席に着いていたのだ。どうやら昼休み中ずっとそこにいたらしい。
ハルヒとは一年以上付き合ってきてるが、こいつがこうして「遅い!どこ行ってたんだよ!」なんて怒鳴りつつ俺を待っていたのはこれで二度目になる・・・のか?まあとにかく、非常に珍しいことだ。
そんな風に不機嫌さを滲ませるハルヒを何とか宥め(閉鎖空間が発生してなきゃいいんだがな・・・)、午前中よりは控えめになった――それとも俺が早くも耐性を持ち始めた――焼けるような視線を背中及び首筋で受け止めつつ、午後の授業へ突入。視線のおかげか、格好の睡眠タイムであるはずの昼の一発目の授業には全く睡魔が訪れてくれず、俺は目を開けたまま現国の教師が垂れ流すお経のような話を右から左へと聞き流す羽目になった。
退屈な授業の間ずっと起きていたため非常に長く感じたが、それでも本日の業務は終了し、やって参りました放課後。
たとえ性別が変わろうとハルヒはハルヒであるわけで、あいつはさくさくと片付けを初め、部室へ向かう準備をする・・・ってかもう終わってるな。お前ホント早い。
「ん?なんだよキョン。早く用意しろって。」
未だ机の上に先程の授業で使ったノートや教科書を広げている俺を見てハルヒが眉根を寄せる。
もしかしなくてもこいつは俺を待ってるってのか?あのハルヒが?いつもなら俺を置いてさっさと部室(もしくは面白そうな何かがある何処か)に行っちまうくせに。
「お前、先に行かないのか?」
「オレが待ってちゃ悪いっての?女ならまだしも同じ男だろうが。」
いやお前の場合、男だろうが女だろうが同じだと思・・・いや、何でもない。気にするな。つーか睨むな。
「だぁもう!つべこべ言わずにさっさと片付けろ!早く部室に行くぞ!」
怒鳴りながらハルヒは次々に俺の鞄へ物を詰め込んでいく。おい、それは置き勉するから鞄に入れなくてもいいんだよ。ああこらもう少し丁寧に扱ってくれ。お前以外と大雑把だな。
「はい、これで終了。行くぞ!」
「わーったよ、って引っ張るな!」
「キョンは足が遅いからな。」
「それは何気に自分の足の長さを自慢しているのか!?」
「は?俺が長いんじゃなくてキョンが短、」
「俺は一般的だ!あと襟を引っ張るな!首締まってるんだよ!!」
「安心しろ!力加減はばっちりだ!」
「いや苦しいから!!」
実はさっきの「大雑把だな」発言がマズかったとか!?俺、地雷踏んだ!?
がっちりと掴まれた襟の所為でずるずるとハルヒの思うまま引き摺られて教室の扉にまで辿り着く。谷口がニヤつきながらこっちを見てやがった。
「涼宮ァーあんまキョンいじめてやんなよ。」
「いーのいーの。こいつはオレの下僕だから!」
輝く笑顔でハルヒが言う。俺はお前の下僕じゃない!つーかその笑顔は何だ!やっぱりさっきのこと根に持ってやがるなお前。
「さあな?」
「諦めろキョン。」
と、谷口。
それにしてもハルヒが男だからだろうか。本来よりも谷口との関係が少しばかり柔らかく・・・なっていようがいまいが、どうでもいいっつーの!
んな諦めを装いつつ楽しそうな顔すんな谷口ィ!さっさと助けやがれ!
「すまんキョン。涼宮にヤられてこい!」
「今発音違わなかったかっ!?」
「じゃあなー。」
「おい!ふざけんな!まてコラ谷口!!帰るな!」
俺達とは別の、もう一方の扉から出て行く谷口に叫ぶが、あいつは後ろ手に手を振るだけだ。
「キョン、無駄な抵抗は止めとけよ。さあ部室に行くぜ!」
ハルヒ!?待て!引っ張るな!!
「ごちゃごちゃ言わなーい。」
物凄くいい笑顔で言いながらハルヒは俺を引き摺って教室を出て部室へと足を向ける。うお、やばい。本気で抗えん。体格通り力でも勝てないってわけかよ。
がっくりと項垂れてながら、鼻歌混じりに俺を引き摺るハルヒに身を任せる。そう言や――あまり信じられんが――古泉曰くハルヒは俺に好意を持ってるんだっけ?まさか谷口が悪ふざけで言ったような展開がこの先に待ってるとか有り得ないよな?長門は何も言ってなかった・・・いやいや言ってたよ。「今のあなたは物理的な力においても涼宮ハルヒに勝てない。だから気を付けて。」って最後に言われてた。
(中途半端なところで終了)
「何でもねーよ!男同士の話ってやつだ!」
「・・・あっそう。」
ハルヒと、俺・国木田・谷口。
昼休憩終了間際の、あいつが教室に帰ってきた時に谷口と交した何てことない会話。
思えば、たぶんこれがキッカケってやつだったんだろう。
* * *
朝。学校に来ると、
「よっ!キョン!」
ハルヒが男になっていた。
「・・・・・・おう。」
古泉とはまた違った美形だ。ややワイルド系というのかもしれん。
まあハルヒだしな。鳩の色を変えたり絶滅種を甦らせたり、朝比奈さんの目を「そうだったらいいのにな」ってな理由だけでビーム砲やレーザー発生装置に変えちまうんだ。男になっちまうことも、元々美少女なだけに男バージョンが美男子だってことも有り得るだろう。驚いたが、そのあとすぐに呆れが来る。
しかし何だこれは。納得いかん。ハルヒのやつ、
「俺より背が高ェじゃねーか。」
「んなことはもとからだろ。今さら何言ってんだよ。」
古泉とはまた違った美形ボイスが流れ出る。無駄にいい声だなハルヒよ。
同性になったおかげだろうか、何やら無性に男として色々なものが傷ついているような気がするぞ。古泉がいる時点で世界の不公平さを理解したと思っていた俺だが、他称『神』の場合はなんと言うか、ああもう。
「何ぶつぶつ言ってんだ?つーかさ、だいたいお前は、」
そこでハルヒの説教(予定)は途切れた。
なに、どうってことはない。単にチャイムが鳴って岡部教諭が教室に入って来ただけさ。
ハルヒの「言い足りない!」という視線を受けながら、俺は担任の話に耳を傾ける優良生徒の如く彼女―――否、彼に背中を向けた。
じりじりと焼けるような視線を浴び続けて午前の授業を終えた俺はすぐさま弁当を持って文芸部室へと向かった。もちろん万能宇宙人長門有希に事情を聞くためだ。ハルヒが男になったのはその力ゆえ、という回答が返って来るのは当然のこととして、いつぐらいまでこの状況が続くのか知っているなら教えて欲しいというのである。そしてもし何もしないままでいるとハルヒが元に戻らない、なんて答えだったなら俺達残りのSOS団が全力で何とかせにゃならんってわけだ。
と、まぁ色々考えながら長門を訪ねたんだが、回答は至ってシンプル。長く見てもこの状況は一週間と保たないそうだ。俺と同じく異変を察知していた古泉もその場に居合わせたのだが、あいつの方もそれならこの状況を傍観しようということになった。また何か問題が発生すれば対策を講じねばならんのだが、こちらが少し戸惑うだけで日常が送れるのならば下手に刺激しない方が良いだろうということだ。
長門に話を聞いた後、俺は部室で昼食を取り、教室に帰って来た。昼休みが終わるまでもうしばらく時間がある。でも教室に入った俺は自分の後ろの席に座っている奴を見てちょっとばかり自分の目を疑った。いつもギリギリまでどこかに出かけているはずの涼宮ハルヒがぶすっとした顔で席に着いていたのだ。どうやら昼休み中ずっとそこにいたらしい。
ハルヒとは一年以上付き合ってきてるが、こいつがこうして「遅い!どこ行ってたんだよ!」なんて怒鳴りつつ俺を待っていたのはこれで二度目になる・・・のか?まあとにかく、非常に珍しいことだ。
そんな風に不機嫌さを滲ませるハルヒを何とか宥め(閉鎖空間が発生してなきゃいいんだがな・・・)、午前中よりは控えめになった――それとも俺が早くも耐性を持ち始めた――焼けるような視線を背中及び首筋で受け止めつつ、午後の授業へ突入。視線のおかげか、格好の睡眠タイムであるはずの昼の一発目の授業には全く睡魔が訪れてくれず、俺は目を開けたまま現国の教師が垂れ流すお経のような話を右から左へと聞き流す羽目になった。
退屈な授業の間ずっと起きていたため非常に長く感じたが、それでも本日の業務は終了し、やって参りました放課後。
たとえ性別が変わろうとハルヒはハルヒであるわけで、あいつはさくさくと片付けを初め、部室へ向かう準備をする・・・ってかもう終わってるな。お前ホント早い。
「ん?なんだよキョン。早く用意しろって。」
未だ机の上に先程の授業で使ったノートや教科書を広げている俺を見てハルヒが眉根を寄せる。
もしかしなくてもこいつは俺を待ってるってのか?あのハルヒが?いつもなら俺を置いてさっさと部室(もしくは面白そうな何かがある何処か)に行っちまうくせに。
「お前、先に行かないのか?」
「オレが待ってちゃ悪いっての?女ならまだしも同じ男だろうが。」
いやお前の場合、男だろうが女だろうが同じだと思・・・いや、何でもない。気にするな。つーか睨むな。
「だぁもう!つべこべ言わずにさっさと片付けろ!早く部室に行くぞ!」
怒鳴りながらハルヒは次々に俺の鞄へ物を詰め込んでいく。おい、それは置き勉するから鞄に入れなくてもいいんだよ。ああこらもう少し丁寧に扱ってくれ。お前以外と大雑把だな。
「はい、これで終了。行くぞ!」
「わーったよ、って引っ張るな!」
「キョンは足が遅いからな。」
「それは何気に自分の足の長さを自慢しているのか!?」
「は?俺が長いんじゃなくてキョンが短、」
「俺は一般的だ!あと襟を引っ張るな!首締まってるんだよ!!」
「安心しろ!力加減はばっちりだ!」
「いや苦しいから!!」
実はさっきの「大雑把だな」発言がマズかったとか!?俺、地雷踏んだ!?
がっちりと掴まれた襟の所為でずるずるとハルヒの思うまま引き摺られて教室の扉にまで辿り着く。谷口がニヤつきながらこっちを見てやがった。
「涼宮ァーあんまキョンいじめてやんなよ。」
「いーのいーの。こいつはオレの下僕だから!」
輝く笑顔でハルヒが言う。俺はお前の下僕じゃない!つーかその笑顔は何だ!やっぱりさっきのこと根に持ってやがるなお前。
「さあな?」
「諦めろキョン。」
と、谷口。
それにしてもハルヒが男だからだろうか。本来よりも谷口との関係が少しばかり柔らかく・・・なっていようがいまいが、どうでもいいっつーの!
んな諦めを装いつつ楽しそうな顔すんな谷口ィ!さっさと助けやがれ!
「すまんキョン。涼宮にヤられてこい!」
「今発音違わなかったかっ!?」
「じゃあなー。」
「おい!ふざけんな!まてコラ谷口!!帰るな!」
俺達とは別の、もう一方の扉から出て行く谷口に叫ぶが、あいつは後ろ手に手を振るだけだ。
「キョン、無駄な抵抗は止めとけよ。さあ部室に行くぜ!」
ハルヒ!?待て!引っ張るな!!
「ごちゃごちゃ言わなーい。」
物凄くいい笑顔で言いながらハルヒは俺を引き摺って教室を出て部室へと足を向ける。うお、やばい。本気で抗えん。体格通り力でも勝てないってわけかよ。
がっくりと項垂れてながら、鼻歌混じりに俺を引き摺るハルヒに身を任せる。そう言や――あまり信じられんが――古泉曰くハルヒは俺に好意を持ってるんだっけ?まさか谷口が悪ふざけで言ったような展開がこの先に待ってるとか有り得ないよな?長門は何も言ってなかった・・・いやいや言ってたよ。「今のあなたは物理的な力においても涼宮ハルヒに勝てない。だから気を付けて。」って最後に言われてた。
(中途半端なところで終了)
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